会長時間

『喫茶店で』
　お盆も終わり、ほっと一息、今日は閑話を一つお話し致します。
　以前、お寺の住職ばかり４人で喫茶店に行った時の話です。席に着くと、ウェイトレスの女性が注文を聞きに来ました。私はコーヒーが好きなのでコーヒーを注文し、他の人達も皆、「コーヒー、コーヒー、コーヒー」と注文しました。そして、このウェイトレスの女性が「ミルクと砂糖は大丈夫ですか？」と尋ねますと、一番年輩の住職さんが「それはミルクと砂糖に聞いてくれ」と言いました。ウェイトレスの女性はきょとんとしていましたが、私らにはこの住職さんの言いたい事もわかります。
　今の若い世代の子はこの「大丈夫」という言葉をいろんな意味でよく使います。買い物をする時、「レジ袋は大丈夫ですか？」と言われます。また、職場でも部下に「今日一杯飲みに行くか？」と誘って、「いや、大丈夫です」と断られた事はありませんか？
　やがて、私達の席にコーヒーが運ばれて来ました。先程と同じウェイトレスの女性がテーブルにコーヒーを置きながら、「コーヒーになります、コーヒーになります」と言います。私は嫌な予感がしました。案の定、先程の住職さんが、「コーヒーになります」と言われた途端、「今まで何じゃったんなぁ」と言いました。これはもうクレーマーと間違えられそうです。
　そうして、コーヒーを飲み休憩して、そろそろ時間だから出ようかという事になり、その年輩の住職さんが先に席を立ち、レジで支払いを済ませると、レジの横に置いてあった箱に顔を近づけ、「ワァー」と大声で叫ぶんです。一体何をしてるんだと恥ずかしい思いで見ていましたが、レジの前を通る時、その箱を見て納得しました。その箱には上に丸い穴が開けてあり、こう書いてありました。
　「お客様の声をお聞かせ下さい」

高原 会員 米山功労者第７回マルチプル おめでとうございます。

小早川 会員 ４４年間連続１００％出席 おめでとうございます。

例会会員卓話 竹内会員 「西条ロータリー 今むかし」

昭和５３年に入会された竹内会員に、これまでに印象の残った西条ロータリークラブの出来事についてご披露いただきました。（関係者全員の承諾を得ておりませんので、ホームページ掲載は控えさせていただきます。）