【第2604例会】情報集会の発表(2017年10月26日例会)

例会プログラム:情報集会の発表

情報集会テーマ :「戦略委員会」の必要性と今後の西条RCの新たな奉仕活動について

第1班 10月11日(水)18時30分 於:藤乃家
出席者:要源会員、岩井会員、須賀会員、栢本会員、坂田会員

まずは今回のテーマでもあります「戦略計画」について理解を深めるために少し勉強を致しました。ロータリーがこれからもダイナミックな組織であり続け、世界中の地域社会に貢献していくための将来への指針となるのが「ロータリーの戦略計画」です。この戦略計画は、アンケート調査、フォーカスグループ(座談会調査)、委員会、会合を通じて集められた会員の意見を基に形づくられました。ロータリーがこれからも目標に向けて前進しつづけていくために、戦略計画は、ロータリアンの願いや希望を取り入れながら進化してゆくものだと明記してありました。
ロータリーの戦略計画は、3 つの戦略的優先項目を掲げ、そのしたに 16 の目標を定めています。ロータリーが将来も強くて活気ある組織であり続けるために、私たちはこれからの優先項目と目標を指針とする。

1.クラブのサポートと強化
・クラブの刷新制と柔軟性を育てる
・さまざまな奉仕活動への参加を奨励する
・会員基盤の多様性を推奨する・会員の勧誘と維持を改善する・リーダーを育成する
・クラブと地区における戦略計画の立案を奨励する

2.人道的奉仕の重点化と増加
・ポリオを撲滅する
・青少年や若きリーダーの支援、およびロータリーの 6 つの重点分野と関連したプログラムや活動において持続可能性を高める
・他団体との協力やつながりを深める
・地元と海外の地域社会で多大な成果をもたらすプロゼェクトを生み出す

3.公共イメージと認知度の向上
・イメージとブランド認知を調和させる・行動を主体とした奉仕を推進する・中核的価値観を推進する
・職業奉仕を強調する
・ネットワークづくりの機会、ならびにクラブ独自の活動について広報するようなクラブに奨励する

要するにロータリーの使命は、職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて,人びとに奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推奨する。
となっていますがこの「戦略計画」がすべて実行さればとても素晴らしいクラブとなるであろうと皆さんと結論づけ、もう少し具体的で明確な議題にしようと致しました。ようするに今の我がクラブに「戦略計画委員会」が必要か否かを討論に致しました。そうして過去の西条クラブの長期的、継続的な奉仕を具体的に例に挙げ、また会員増強については非常に苦戦をしておりますが、「現在 38 名程度の会員であるが、出来うる限りの奉仕活動は遂行しているのではないか」と結論づけ、新しく「戦略委員会」を設ける必要はないと結論を出しました。あとはその話題には全く触れず、美味しい料理と美味しい西条酒に酔い知れ楽しい、情報集会を無事終了致しました。

第2班 10月17日(火)18時30分 於:藤乃家
出席者:宇治木会員、竹内会員、山田会員、松重会員、平賀会員、三木会員

①「戦略計画委員会」は必要である。
地区やクラブの特有の問題解決の為には、単年度ではなく数年にわたって問題解決に取り組む必要があるため。

② 西条 RC の新たな奉仕活動について
「子育てするなら東広島」というCMもあるので、子育て支援に関連した奉仕活動はどうか。
東広島の外国人留学生との交流に関連する活動を支援するのはどうか。

第3班 10月11 日(水)18時00分 於:藤乃家
出席者: 金好会長、今谷会員、寺川会員、島会員、久保会員、上田会員

戦略計画委員会の必要性について、課題は沢山ありますが、必要であるという結論でまとまりました。
例えば、西条ロータリークラブからのガバナー輩出、ローターアクト、会員全員で取り組めるような奉仕活動に取り組む。他には、外からこういうことをやってもらえないだろうかと頼めるような広報が必要ではないかと話し合いました。

第4班 10月19日(木)18時30分 於:藤乃家
出席者:小早川会員、藤本会員、新開会員、佐々木(伸)会員、奥本会員、本田会員

はじめに、
新開さんよりガバナー補佐の随行幹事として同行され他のクラブの現状報告を受ける。この問題は2007年RIの「未来の夢計画」からはじまり10年が経過、何も変わっていない、RCの存続が危ぶまれる、その為「戦略委員会」を設置して各クラブで考えて下さい。他クラブの事例

・呉東RC *クラブ戦略委員会(特別委員会)を設け我がクラブの長所は何かを探り出した。呉高専と中国大連の工業大学と民間交流でインターアクトを行っている、この事を伸ばそうとされている。

・呉南RC *ビジョン委員会 パスト会長が中心となり、会員増強に取り組む。結果40名の会員を60名にすることが出来た。

西条RCとして何が出来るか?
先輩方のからこれまでの西条クラブの歴史をお話ししていただき。若い奥本君からこれからの時代、世の中がどの様に変わっていくだろうか?若者の視点での話を聞きました。
自分の仕事でネジが必要でない時代が来るであろう。欧米では、ガソリン、ディーゼルエンジン車無くなり、電気自動車にシフトして行く。エンジンでは熱が出るから金属で出来ていたが、電気自動車は熱が出ないからプラッチックになり張り合わせることが出来、ネジは必要無くなってくるだろう。また自動運転の時代が来てぶつからない車になり、車も家電と同じ扱いとなりデオデオで車を買う時代が来るだろう。
また流通業界は、ネットで物が買える時代になり、アマゾンで車が買える時代が来るだろうなど、例会で卓話してほしい話が弾み、4班としては、戦略委員会の必要性についての結論は出しませんでした。

これは私個人の感じたことですが。
近年の西条RCでは親睦を中心に活動を行って来ました。創設時には色々な事が出来ました、それは皆様が若かったから出来たと思います。
西条RCを元気なクラブにするには、若いメンバーに「戦略委員会」を組織して頂き、次の時代の西条RCを任せる事だと思いました。

第5班 10月19日(木)18時30分 於:藤乃家
出席者:髙原会員、武島会員、和田会員、三名田会員、菅生会員

5班の参加者は5名で、10 月 19 日(木曜日)18:30 より藤乃家にて行いました。
皆さん、積極的に議論に参加していただいたため、1 時間半を超す熱い議論が行われましたが、その報告をしたいと思います。
5班では、「戦略計画委員会」の必要性と今後の西条RCの新たな奉仕活動についてという議題について、まず、ロータリーにおける戦略計画、戦略計画委員会の役割について理解することから始めました。ロータリー歴が長い、髙原さんのご意見をいただきつつ、メンバー全員で共通の理解を得た後、「戦略計画委員会の必要性」についてディスカッションしました。メンバー全員より様々な意見を出していただきましたが、5班の結論としては、まず、西条ロータリークラブに、3年~5 年先を見据えた戦略計画は必要との意見でまとまりました。
戦略計画は、企業経営における中期経営計画に当たります。ロータリーは営利団体ではないですが、奉仕活動の計画にはやはり戦略が必要となるので、戦略計画は必要であるためです。次に、その戦略計画を実施する組織についてどうすべきか話し合いました。ここで、戦略計画委員会とは「元リーダー、現リーダー、次期リーダーから成る戦略計画チームを結成し、その計画の立案と実行を監督する。」とありますが、メンバーは理事会とほとんど重複します。
そのため、理事会で事足りるのではないかとの意見も出ましたが、過去の運営を鑑みると、理事会は、過去の事業を継承する色合いが濃く出てしまうため、戦略計画を意識した議論が行われにくいのではないかとの結論に達しました。そのため、5班では、戦略計画委員会は設置すべきとの結論でまとまっております。
ここで、現在でも西条ロータリークラブの奉仕活動を含めた運営は充実しているため、過去の継承を主体としてもいいのではないかとの意見もでましたが、会員数の減少に代表されるように、現在のままの運営で西条ロータリークラブは問題ないといえない中、環境に合わせた変化は必要であるとの認識は共有されつつある中で、中期的な視野での西条ロータリークラブに変化をもたらす戦略計画委員会はやはり必要だとの認識に至っております。
また、そうした中においても、難しい戦略を前面に出すのではなく、新規入会者にも入り込みやすい柔軟な運営が必要だとの意見も出ておりました。
次に、今後の西条RCの新たな奉仕活動についてですが、戦略計画委員会を設置するか否かに関わらず、西条ロータリークラブの戦略計画を立案する中で、新たな奉仕活動が模索されるべきであろうとの意見でまとまりました。西条ロータリークラブの競合組織や、奉仕対象を含めた、外部環境分析と、西条ロータリークラブの強み、弱みを把握する内部環境分析を行った上で、戦略計画を立てることにより、どういう奉仕活動を行うべきかは、戦略計画に従って自ずと決まるはずだとの意見でまとまりました。
ここで、最後に、新しい奉仕活動と一口にいっても、クラブ間をまたいだ広域的な奉仕活動もあれば、地元に根差した奉仕活動もありますが、今までの西条ロータリークラブが注力してきたのは、地元の方や、留学生に奉仕する活動でした。今後も、そうした方向性は維持しながら、地元の方々のニーズを汲み取りながら、より新しい奉仕活動の必要性が出てきた時点で実施を検討していけばいいのではないかとの認識で一致しました。
その後の会食も大変盛り上がり、髙原さんもこういう炉辺ミーティングのような場で交流を深めるのが大事だよねとおっしゃっておられましたが、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。5班の情報集会に参加された方々に御礼申し上げます。