【第2608例会】英語暗唱大会の発表(2017年12月7日例会)

例会プログラム:英語暗唱大会の発表

東広島市教育委員会 学校教育部指導課 指導主事 西村尚子様

昨年度に引き続きお招きいただきありがとうございます。英作文コンクールのときから長年に渡ってご後援いただき大変感謝しております。
9月16日に東広島中学生英語暗唱大会を無事に終了することができました。西条ロータリークラブ様のお力添えがないと開催できないと言っても過言ではなく、大変ありがたく思っております。
英語教育についてですが、日本人は何年も英語を勉強しても話せないということがよく言われておりますが、グローバル化が進む中で、外国人と交渉したり臆することなく自分の意見を言う力が求められています。英語暗唱大会では、話す力をつけること、表現力の向上を目指しておりまして、発音だけでなくリズム、イントネーションなども加えて英文をどのように伝えるかを意識して日々練習を重ねております。各学校の各学年の代表が出場し、その中でも学年で一番の生徒が本日お招きいただいております。よろしくお願いいたします。

第1学年の部
黒瀬中学校 中河原 日菜 さん・西田 望夢 さん

イギリスの作家ルイス・キャロルの物語「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」の一場面を暗唱しました。前半は物語の最初、アリスが穴に落ちていく場面、後半はアリスが(英語圏で有名な童謡「マザーグース」に出てくる)ハンプティー・ダンプティと出会う場面を紹介していただきました。

 

 

第3学年の部
高屋中学校 山本 未侑 さん

愛し合う貧しい夫婦が、お互いのクリスマス・プレゼントを買うために自分の宝物を売ってしまう「賢者の贈り物」で有名なアメリカの小説家オー・ヘンリー。彼の「20年後」という作品を暗唱しました。
20年前に再会を約束した男性2人が約束の場所で会うのですが、お互いが全く違った道を歩んでいたために意外な形で結末を迎える物語を紹介していただきました。

 

帰国生徒の部
西条中学校 李 雨鍶 さん

「イルカの物語」を暗唱しました。ある日、主人公ソーヤが怪我をしたイルカ「ウィンター」と出会います。主人公がイルカの世話を献身的にすることを通して、孤独を感じていた主人公自身の生活にもよい変化を与えていく、という物語を紹介していただきました。