【第2601例会】ロータリーの友 地区委員長卓話(2017年9月28日例会)

国際ロータリー第2710地区 公共イメージ委員長 細川 芳朗 様(岩国中央ロータリークラブ)

ただいまご紹介いただきました、岩国中央RCの細川と申します。
本日はお招きいただきまして、誠にありがとうございます。
西条RC様もホームページ、FACEBOOK等がありまして、こちらの地区での様々な催しに参加されているのを拝見し「すごいな」と感じているところです。
先程の会長さんのお話をきかせていただいても、こちらのクラブは楽しいクラブだなと感じました。
私たちのクラブでも、ホームページ、FACEBOOK等を活用しており、「さぁ見て下さい。当クラブはこんなにいいクラブですよ」と伝える器はできています。しかし、どんなにいいものをアップしてもフォローされた数を見ていかないと宝の持ち腐れだと思います。やはり外に向かってアピールしていく必要があります。今以上に会員を増やすためには、こちらに目を向けてもらいたい。だからいろんな媒体を活用してアピールすることが必要です。しかも皆さんの口から直接お話しすることが最も容易で、最も説得力があり、最も勧誘が成功すると思います。とにかく口コミでロータリーのことを伝えていく、これが大事だと思います。その際に一つのツールとして「ロータリーの友」があります。おもしろいページもあります。とくに委員長の方には読んでいただきたいと思います。読んでいただく雰囲気を少しでも盛り上げるために、当クラブの宮本会員がこれからお話をさせていただきます。少しの間、お付き合いください。

国際ロータリー第2710地区 雑誌「ロータリーの友」委員長 宮本 民子 様(岩国中央ロータリークラブ)

岩国中央RCの宮本と申します。
「ロータリーの友」誌、ならびに「ロータリーの友」地区代表委員についてご紹介させていただきます。よろしくお願いいたします。
9月は「ロータリーの友」月刊です。ある地区においてアンケートを実施したところ、毎号きちんと読んでいる方は15%、一部だけ読んでいる方が83%、全く読んでいない方が2%という結果になったそうです。
「ロータリーの友」地区代表委員についてですが、任期は1年。任務としては、ガバナーの代理として地区クラブの活動についての情報を集める他、「ロータリーの友」誌の感想、意見をレポートとして編集部に提出します。月末にいち早く同誌が届き、翌月15日までにレポートを提出するのですが、昨年の提出率は97%、今年度は100%を目指しています。また、地区の代表委員として活動状況などを適宜レポートにして、編集部に提出します。本日こちらにお招きいただいたことも、活動状況として早速提出する予定です。
東京において年に5回開催される会議に出席し、意見交換、地区内の情報を発表する活動もあります。まず5月に地区代表に就任する前のオリエンテーションがありました。続いて7月には合同会議に出席しました。8月にはゾーン会議がありまして、3つのゾーンに分かれて会議が開催されました。テーマとしては、「環境保全活動をしているクラブ会員企業の事例」、「柔軟性を取り入れたクラブ運営の事例」、「他の団体と共同でイベント事業をしているクラブの事例」というものでした。
今年で「ロータリーの友」誌が創刊されて64年になります。創刊当時は1冊50円でしたが、現在は200円(税別)です。現在の発行部数は毎月9万6千部。最も発行部数が多かったのは、1997年の14万2千部でした。
「ロータリーの友」誌には表紙が2つあります。横組みはRI指定記事、関心の高いテーマに関する特集など、地域雑誌としての公式的な記事が中心。縦組みは、日本のロータリアンのコミュニケーションの場となる投稿記事が中心です。
昨年の7月号から冊子のサイズがA4変形版→A4版に変更されました。余白ができたため読みやすくなった上に、年間700万円~800万円程度の経費削減につながったそうです。しかしながら、現在約1400万円の赤字を抱えています。広告を募集するなどの打開策も検討されています。各クラブがきちんと会員数分の部数を注文していただければ、赤字が縮小するという意見もあります。ちなみに8月号と一緒に送られてきた購読情報を見ますと、注文部数を減らしているクラブはありませんでした。
続いて新しく始まったコーナーを紹介します。
「NEW GENERATION」。ロータリーのプログラムに参加したことのある10歳代~30歳代の将来有望な若い人たちが自己研鑽に励み、日本だけでなく世界に羽ばたいていく姿に喜びと頼もしさを感じます。このような若者をぜひ編集部にお知らせください。記入用紙は「ロータリーの友」のウェブサイトからダウンロードできます。
「私の一冊」というコーナーでは、「はなちゃんのみそ汁」という本が紹介されました。はなちゃんのお母さんである千恵さんは、25歳のときに乳癌にかかります。はなちゃんのお母さんは、結婚した時にお医者さんから「妊娠してはいけない」と止められていたのですが、妊娠してしまいます。自分の命が大切という気持ちもありましたが、病院のエコーで赤ちゃんの心臓がピクッピクッと動いているのを見て、この子の命を絶つわけにはいかないと決心し、はなちゃんを産みます。しかし千恵さんは癌が再発。余命いくばくもないと悟った千恵さんは、この子が一生食べていけるようにと味噌汁の作り方を教えました。それも、かつお節を使っての作り方でした。そして千恵さんは33歳の若さでこの世を去ります。これは、はなちゃんが小学4年生の時に書いた作文です。「私は毎日味噌汁とご飯を食べているので、風邪をひかないし、病気もしません。ママ、私を産んでくれてありがとう。自分の命は自分で守る。これがママとの約束です。」現在はなちゃんは15歳になりましたが、いろいろなところでかつお節を使っての味噌汁の作り方を教えているそうです。
「パズルDEロータリー」。「家では妻と一緒にこのコーナーに夢中になっています。初めて妻と共通の趣味ができました。ありがとうございます。」というレポートが寄せられました。みなさんも家族の方々と挑戦してみてはいかがでしょうか?2016年度~2017年度のクイズの答えはロータリーに関するものでした。プレゼントもありますので、ぜひ挑戦してみて下さい。